答えは@ですが、Bも怪しいサーブです。
競技規則第9条第1項の(5) サーバーのラケットで打たれる瞬間に、シャトル全体がサーバーのウエストより下になければならない。ここでいうウエストとは、助骨の一番下の部位の高さで、胴体の周りの仮想の線とする。とあります。
普通、ウエストと言えば腰やくびれ部分を考えますが、違います。しかし、最近はシャツを外に出している選手も多く、肋骨なんて見えません。そこで目安としては、腕を直角に曲げた時、肘の下のラインを見て判定します。
そして、シャトルがラケットにあたる瞬間、シャトル全体がそのラインより下になくてはいけません。
写真Bの選手のウエストの位置は、赤のラインということになり、右の写真のシャトルの位置がサービス打点になると、「フォルト」です。
このように、サービスジャッジは大変判断が難しいものですが、プレーヤーも怪しまれないようなサーブを行うことが大切です。
上級者になればなるほど、サービスジャッジは大切になります。審判がサービスフォルトをとらなければ、サービスの打点は高くなります。そのほうが有利だからです。フェアに試合が行われるためには、サービスジャッジはとても重要になります。 |